建築物省エネルギー性能表示制度(BELS:Building-Housing-Energy-efficiency Labeling System)の略称で、新築・既存を問わず、第三者評価機関が省エネルギー性能を評価し、認定する制度です。
国が定める建築物エネルギー消費性能基準に基づく一次エネルギー消費量から算出されるBEIの値によって評価され、省エネ性能のランクに応じた5段階の星マークで表示されます。
BELSを取得することで広告物や宣伝品等に表示することができ、省エネ性能をアピールすることが可能になるため、様々な場面での利用を想定した評価です。
新築・既存を問わず、大規模から小規模建築物(住宅・非住宅)で申請可能
※ 1室または1フロアでも申請可能。
ただし、評価手法によって、フロア・テナント単位の評価が適用できない場合もあります。

| 非住宅 | 評価手法 | 指標 | 精度 |
| 通常計算法 (標準入力法) |
BEI | 高 | |
| 主要室入力法 | BEI | → | |
| モデル建物法 | BEIm | 低 | |
| 住宅 | 住宅・住戸の省エネルギー性能判定プログラムを使用 仕様規定も可(BEI=1.0:☆☆) |
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建築計画の⼯夫による⽇射遮蔽・⾃然エネルギーの利⽤、⾼断熱化、⾼効率化によって⼤幅な省エネルギーを実現した上で、太陽光発電等によってエネルギーを創り、年間に消費するエネルギー量が⼤幅に削減されている最先端の建築物です。ZEBを実現・普及することにより、業務部⾨におけるエネルギー需給構造を抜本的に改善することが期待されます。
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2024年度 ZEB受注実績 |
300㎡未満 | 1件 |
| 2,000㎡未満 | 13件 | |
| 2,000㎡以上 | 38件 |
わたしたちは「2025年度に自社が受注するコンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上」を目指します。
「外⽪の断熱性能等を⼤幅に向上させるとともに、⾼効率な設備システムの導⼊により、室内環境の質を維持しつつ⼤幅な省エネルギーを実現した上で、再⽣可能エネルギーを導⼊することにより、年間の⼀次エネルギー消費量の収⽀がゼロとすることを⽬指した住宅」です。