道路の拡張工事のため、大変立派な建物だったのですが、取り壊し建て直した建物です。
コンセプトをまとめる際、以前のイメージを残すのか一新するのかで、試行錯誤が続きました。次の世代の夫婦がメインとなるこの家は、「1階の和室のみ既存の材料を再利用し、復元すること。旧邸の経験でメンテナンスのかからない家で、部屋数が少なく、大きな部屋を」をコンセプトにまとめていきました。
樹齢300年以上の木と、既存の蔵に挟まれたスペースにプランをまとめる為、4〜5ヶ月費やしました。
大開口(W5000)、大空間(max54m²)は、庭との一体感を持たせ、家族のよき集いの場になっています。 |